
ナースの雇用形態も他の職種同様、「正社員」や「アルバイト」があります。正社員の場合は健康保険や厚生年金に加入できますが、アルバイトの場合は加入できません。また、正社員は有給休暇やボーナス、退職金がありますが、アルバイトにはありません。
アルバイトの場合は基本的に時給制であり、交通費が支給されないこともあります。正社員とアルバイトにおける、福利厚生や待遇面での違いは、他の職種でみられる内容とほぼ同様です。
しかし、アルバイトのナースは正社員のナースに比べれば、時間や休暇に融通がききます。雇い主である病院側にとっても人件費が安くつくため、とくに開業医やクリニックではアルバイトやパートとしてナースを雇うことが多いようです。
また、家庭の事情などのやむを得ない理由でアルバイトに転向する人もいます。結婚、出産を経て、正社員で忙しく働くよりも、空いている時間に働きたいという場合や、家族に介護が必要になった場合、夜勤だけのアルバイトをされる人もいるようです。
ナースは不足状況にあるため、比較的就職しやすい職業といえます。しかし、労働環境はかなりハードであることも事実です。肉体的、精神的負担に耐えられず転職するナースもいます。また、医療関係者にとって避けられないのは人の死と直面しなくてはならないということです。何度も患者の死に立ち会うと、精神的にもかなり負担になります。ほかにも待遇面や人間関係といった、さまざまな理由で転職をする人がいるのも事実のようです。