
ナースとして、企業に就業することもあります。最近は社員の健康状態の向上に努める会社が増えつつあり、特に大企業のような大きな会社の場合、社内に医務室を設けていることがあります。
社内の医務室で働くナースは産業看護師とよばれています。おもな仕事内容としては、社員の健康管理や、社内で急患が出た場合に応急処置を行います。また、社員の健康相談に乗ったり、アドバイスを行うことも産業看護師の業務に含まれます。
また、保育所や乳児院においても、ナースの需要が高まりつつあります。2007年に厚生労働省より、2008年から5年の期間内に、全国の私立認可保育園すべてに看護師の設置を義務付ける方針が出されました。そこで公立の保育園でも看護師の設置が促されつつあるようです。しかし、認可保育園は全国に10,000施設以上あり、看護師不足や人件費の問題から、なかなか計画は進んでいないのが現状のようです。
保育所で働くナースのおもな仕事は、子供の健康管理になります。元気に走り回る子供たちは、転んで怪我をすることがしょっちゅうあります。また、子供は体が小さく、免疫力も低いため、大人よりもずっと体調を崩しやすいといえます。
わずかな周囲の変化によって、体だけでなく精神面でも大きな影響を受けてしまうこともあります。小さな子供は自分の健康状態の変化に気付きにくく、また的確に言葉で伝えることもできません。保育所に勤めるナースは、子供の小さな変化をキャッチする力が求められます。