
ナースになるには、看護短期大学へ進学するという選択肢もあります。高校卒業後、看護短大に入学し、所定の単位を取得して卒業すると、看護師国家試験の受験資格を得ることができます。通常の短期大学は2年課程ですが、看護短大は3年課程になっています。
看護短大の特徴は、看護系以外の科目も勉強できるという点です。短大では看護系以外の学部を設置していることが多く、他の学科の勉強もできます。幅広く知識を身につけることができ、もし進路を変更する場合も、看護系の単位の一部を共通取得単位として扱うことができます。
看護短大に入学するには、高校卒業後、入学試験に合格する必要があります。受験科目は学校によって違いはありますが、国語、数学、英語、理科の4科目が一般的です。短大によっては看護師だけでなく、保健師と助産師の受験資格が得られる学校もあります。
また、看護短大は3年課程ですが、高校を卒業した時点で准看護師の資格を持っている人は、2年で卒業することが可能です。2年後の卒業時には看護師免許の受験資格が得られ、国家試験に合格すると看護師になれます。なお、看護大学への編入も可能です。
看護短大は数が少なく、ナースを目指す人の中でも看護短大を選ぶ人は少ないようです。実際にナースとして働く人の中で看護短大卒業者は全体の約5%といわれています。看護短大は看護系以外の学科を併設していることが多く、幅広い知識を身につけることが可能ですが、大学へ編入する人も多いようです。そのため看護短大は減少し、大学へ移行している傾向があります。